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2019.07.12

関Pの札幌イベントレポート【中編】

トークイベントの内容抜粋の続きです。

関P:松岡さんは、第34話の「お母ちゃんに逢いたい」ですね
松岡:私のお当番回は、離婚してしまった夫婦がいったいどうなるか?っていうことを突き詰めていく回で、そもそもあいこがなんで魔女見習いになったか?という理由でもあるんですけど。あいこの一途な思いとか、ちょっとしたすれ違いで出会えなかったり、お母さんに会いに行ったけど、近所の赤ちゃんをあやしているのを見てあいこが勘違いしちゃったりとか。。。
あと大阪出身なんで、大阪のいろんな場所が出てくるんですけどそれがとても嬉しかったです。


第34話「お母ちゃんに逢いたい!」


関P:宍戸さんは第49話「パパに会える!夢を乗せた寝台特急」ですね?
宍戸留美さん(以下:宍戸):はい。おんぷちゃんって結構謎めいているんですけど、家族のことも最初はよくわからなかったけど、お母さんはマネージャーをしていて、元アイドルなんですよね。
おんぷが歌う「ちっちゃな手のひらは~」っていう「ルピナスの子守唄」も元々お母さんが歌っていた歌で、お母さんは沖縄出身で、お父さんは北海道の人なんですよね。
そんな二人がどうやって出会ったんだろう?って……佐藤監督、その辺りのエピソードはあったりするんですか?
佐藤:えっ!こっちにふるんですね!どうでしたかね(笑)
宍戸:じゃ、これから作ってください~


第49話「パパに会える!夢を乗せた寝台特急」


関P:石毛さんは第37話の「魔女ガエルがいっぱい」ですね?
石毛佐和さん(以下:石毛):はい。この回はぽっぷとおんぷちゃんが初めましての回でもあるんですよね
おジャ魔女どれみは私のデビュー作だったんで、いつもいっぱいいっぱいでやっていたんですが。。。あれ泣きそうだぞ。
この回が終わったあと、録音の川崎さんが「よう」って話しかけてくれて。。。「今日さ、石毛佐和が演じた初めての春風ぽっぷだったね」って全てお見通しのように言ってくださって。。。どれみって家族の話がいっぱいあるんですけど、私にとっても家族のような話で。。。
あれ笑って話そうと思ってたのに。。。(涙) これからもよろしくお願いします
佐藤:いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします


第37話「魔女ガエルがいっぱい!」



(映画『魔女見習いをさがして』の超特報映像が流れ……)

佐藤:なんか完成した気分ですね
一同:笑い
関P:本当はねイベント前に佐藤監督の絵コンテが完成していて、キャストの皆さんにも読んでもらおうと思っていたんですけど。。。
佐藤:(とぼけて)あれ、だれかそんなことを言ったんですね
一同:笑い
千葉:映像中のテロップも泣かせますよね。ずるいです
佐藤:この映像は関さんたちが作ったんですけど、いい感じに泣かせる内容になってますよね。ただ最初に見せられたときは、「20年の時を超えて」のところがズドーンってすごい勢いのエフェクトで、涙も引っ込むわって感じだったんで、穏やかな演出に変えてもらったんですよ
一同:笑い
関P:この映画も、昔観ていた皆さんがこの会場に来てくださっている方たちのように大きくなって、そんな皆さんに何を贈れるのかな?どれみちゃん達は皆さんに何ができるのかな?って考えて作っています
千葉:みんなが魔女見習い?だっていっぱい飛んでるもん!
関P:実際、シルエットの数が多いというのは話題になっているみたいですね
千葉:おおっ、それはどういう。。。
佐藤:魔女見習いが増えたんじゃないか?
一同:おおーっ
関P:映画を作る際に初心に帰ろうという話を監督たちとしたんです。 テレビを作るときも、作る自分たちは30代でしたけど、自分達が子供の頃を思い出して、今の子供達はどうなんだろう?ってずいぶんマーケティングしましたね
佐藤:しましたしました。
当時の子供達が大きくなって、その人たちに向けてどういったものを作れるかって
もう一度考えてみようって
関P:先程もお話したように女の子だけじゃなく、同世代の男の子も皆観ていたわけですから、女の子も男の子も今どうしてるんだろう?って でも、安心してください。おジャ魔女たちも出てきますからね。
佐藤:絵コンテ上、削除したら出番なくなりますけどね(笑)
キャスト一同:えーっ肩もみにいかなきゃ!
関P:でも、絵コンテもう少しなんですよね?
佐藤:もちろんですね。。。

こうして、佐藤監督は飄々と、翌朝の飛行機で皆より先に帰京しました。関Pの不安はまだ続きそうです。
(後編に続きます)